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パピー期の終わりって

仔犬(パピー)が家にやってきた。これまでの生活が一変する瞬間です。しつけ方などを調べ、必要な物を買い揃え、準備万端。いざ!楽しいドッグライフの始まり始まり〜。…ところが暮らし始めてみると想像よりもパピーの動きはとってもパワフル。なんでも咥えて引っ張って家の家財も洋服もボロボロ。トイレも設置してあるからって思い通りにはしてくれないし。なにより止めどない甘噛みの嵐。もはやこれは甘噛みではなく本気で咬みついているのではと疑いたくなるレベル。

そんな激動のパピー期から半年ほど。ふと思い直してみれば、トイレもだいぶ覚えてきたし、悪戯も随分減った。甘咬みも前ほど頻繁にしなくなっているような。暮らし始めたときから比べると犬も生活のリズムが出来てきて、お互いに暮らしが楽になっていく。それは飼い主の努力の結果、それともパピーらしさが抜けてきたからかもしれません。

パピーと暮らしている方は「成犬になったら、今問題となっている行動はちゃんと治るのか?」と心配することが多いと思います。飼い主の犬への接し方、犬種、その犬の性格、などによって違うので一概に言えない部分ですが、甘噛みや悪戯、拾い食いなど「パピーらしい」行動はパピー期の終わりと共に自然と治まっていくことがほとんど。パピー期に飼い主を悩ます行動の多くは日にち薬ということになります。

では大人になった成犬には悩みはないのかというと、残念ながらそういうわけではありません。

成犬からの相談で多いのは吠えや咬み。吠えはパピー期のときの甘え鳴きではなく別の要因によっての行動。咬むのもパピー期の頃の咬み方とは違い、本気咬みと言われるようなもの。中型犬サイズになれば咬まれると病院での治療が必要なレベルの怪我になることも珍しくありません。成犬でのそのような相談は日にち薬でどうこうなるものではなく根本的な改善やトレーニングが必要になったりします。人も犬もとにかく大変。そういった問題行動と言われる行動は成犬になって突然沸いて来るようなものではなくパピー期の頃の経験や学習の結果であることがほとんどです。

つまりパピー期は将来に影響を及ぼすとても重要な時期だから、問題行動の予防となるような暮らし方を学んだりトレーニングをしておくと良いということ。でも実際ほとんどの飼い主は日々パピーが起こす目の前の問題への対処ばかりになってしまう。ネットなどで調べる情報も、思い切ってプロのトレーナーに頼んだとしても、今の起こってる問題を解決してくれーという動機になってしまいがち。

パピートレーニングで大切なのは1年後、2年後を見据えて教育をすること。そこに意識を向けられたかどうかで成犬になったときの暮らしはまるで違うものになります。そのためには手間暇惜しまず。どれだけ時間をかけてあげられたかが大事。

パピー期のお悩みのほとんどは実はパワーが有り余っているから、という理由がほとんど。ちゃんと遊んであげて教育の時間も作って、いっぱい色んな経験をさせて、しっかり犬と向き合って過ごしてあげれば、パピーは余計な悪戯や甘噛みなんかにパワーは使いません。正しい時間のかけ方をすれば、将来の問題も今の問題も両方治る。まさに一石二鳥というわけです。

「最初は大変でも、後は前よりずっと気楽に暮らせること。パピートレーニングの醍醐味だと思います。

そしてパピーの大変なときも、費やした時間も後になってみればこれまた愛おしい思い出になっちゃうのも。それもまた犬と暮らす醍醐味です。